赤ちゃんとスポーツドリンク

離乳をすすめる手段として、常識では考えられないようなことをする保護者がいます。それは、ミルクを卒業させるために、スポーツドリンクを哺乳瓶にいれ与え続けていたという事実です。 C君は、哺乳瓶にスポーツドリンクをいれてもらい飲んでみました。すると、それを飲むと“すぐ寝るいい子”になったのです。

C君のご家庭はコンビニを営んでいたので1日中忙しかったようです。そして、スポーツドリンクは、店にもおいてあり安くで手に入ります。さらに、スポーツドリンクは身体にいいというCMがよく流れている時代でした。これはいいアイデアだと保護者はミルクのかわりに、スポーツドリンクをC君に飲ませていました。かくして、C君はミルクをほしがらなくなり、離乳に成功しました。

ところが、その頃には寝る時のスポーツドリンクは、手放せないものとなってしまっていました。1歳半を過ぎる頃には、哺乳瓶では足りなくなり、1.5リットルの大きなペットボトルを飲みながら寝るのが習慣となっていました。そのうちC君の歯は、スポーツドリンクに含まれている糖分により、歯がほぼ残っていない状態になりました。

それに身体もすっかり肥満体型になっていました。普段の何気ない会話からその事実を知り、すぐにやめさせるようアドバイスをしました。 今ではスポーツ飲料も子ども用や、軽めの運動の時用など薄めのものが販売されています。

しかし、その当時は濃いタイプしか販売されていませんでした。スポーツドリンクは身体にいいと思い込み、日常的にのませている保護者はたまにいました。発熱の時や、食欲がなくなった時に利用するのは悪いことだとは思いません。それにしても、CMをうのみにしてしまうというのは、こわいものだと思いました。

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